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PageSpeed Insightsの見方、点数はAIに読ませる前に続けて測る

2026年10月27日 KIZUNA合同会社
この記事の要点
  1. ページの表示が遅いと、開いた人は待たずに離れていきます。Google も、検索の順位を決めるときに表示の速さを見ています。手元の感覚ではなく、決まった条件で測って、遅すぎないかを確かめます。
  2. 点数は90以上が良好です。測るたびに変わるので、最初の点数だけで直さず、続けて測って、毎回低いかを見てから決めます。
  3. 画面の写しを Gemini や Claude などの AI に貼り、点数の意味・一番の原因・誰が直すかまで聞くと、誰に連絡すればよいかを社長が決められます。

PageSpeed Insights は、Google が出している、ホームページの表示の速さを測る無料の道具です。

なぜ測るのか。表示が遅いと、開いた人が待たずに離れていく

スマホで店を探す人は、検索結果から開いたページがなかなか表示されなければ、待たずに戻って次の店を開きます。Google の開発者向けの資料「Why speed matters」に、イギリスの放送局 BBC の例が載っています。サイトの読み込みが1秒遅くなるごとに、利用者がさらに10%離れていたそうです。

社長が自分のパソコンや店の Wi-Fi で開いて速く見えても、お客さんのスマホでどれくらい待つかは分かりません。PageSpeed Insights は、いつも同じ通信の条件でページを開くまねをして測るので、手元の感覚とは別の物差しで、遅すぎないかを見られます。

Google 検索セントラルの資料は、表示の速さなどを測る「Core Web Vitals」を、検索の順位を決める仕組みで使っていると書いています。同じページには、点数のためだけに満点を取ろうとするのは時間の使い方として有効とは言えない、という一文もあります。点数が気になったときに大事なのは、満点より、お客さんを待たせすぎていないかです。

PageSpeed Insights の点数は、90以上が「良好」

ページのアドレス(URL)を入れると、0から100の点数と色が出ます。色の分け方は次のとおりです。

90〜100緑・良好
50〜89オレンジ・改善が必要
0〜49赤・低い

色の分け方は、Google の「PageSpeed Insights について」と Chrome for Developers の「Lighthouse のパフォーマンス スコアリング」で、2026年10月27日に確かめたものです。

画面の上と下では、出ている数の性格が違います。上の「実際のユーザー」の欄は、このページを開いた人の体験を集めた数です。下の点数は、決まった通信の条件で、1台の端末からページを開くまねをして測った数。社長が気にしがちな点数は、下の方にあたります。

点数は測るたびに変わる。最初に出た点数だけを見て直さない

同じページを続けて測っても、点数は同じになりません。Chrome の資料は、点数がぶれる主な原因を、測る道具ではなく、その時の状況の変化だとしています。挙げられているのは、広告の出し分け、インターネットの通り道の変化、ブラウザの拡張機能、ウイルス対策ソフトなどです。

KIZUNA が手がけるあるサイトでも、点数が下がったという知らせを受けて測り直しました。実際に3回続けて測ると、1回目が80点台、2回目と3回目が90点台後半でした。遅かったのは最初の回だけです。このときは、しばらく誰も開いていなかったページを、久しぶりに開いた最初の1回だけが遅く出ていました。直す所は1か所も無く、何も手を加えずに終えています。

反対に、何度測っても低いままなら、本当に直す所があります。別のサイトでは、日本語の書体のファイルが重く、画面の出だしを遅らせていました。見た目はそのままに、そのページで使う文字だけを先に届ける形へ変えると、続けて測っても90点台が出るところまで戻りました。

直さなくてよい最初の回だけ低い

  • 続けて測ると、次の回からは高く出る
  • パソコンを替える、時間を空けると変わる

直す所がある何度測っても低い

  • 続けて測っても、同じくらい低い
  • 下の「診断」に、毎回同じ項目が出る

AI には、画面を貼って「誰が直すか」まで聞く

PageSpeed Insights の下の方には、改善の候補が英語まじりの専門の言葉で並びます。ここを読むのは AI に任せられます。Gemini なら、画面の下の入力欄に頼みたいことを書き、「ファイルをアップロード」から画面の写し(スクリーンショット)を添えて送ります。Claude では、入力欄の左下の「+」から写真やファイルを足せます。ほかの AI でも、画面の写しを添えられるものなら同じように頼めます。

頼み方のこつは、点数の意味だけでなく、直すのは誰かまで答えさせることです。画像を小さくするだけなら自分でできることもあります。書体や仕組みの直しなら、作った会社に頼む話になります。そこが分かれば、次に誰へ連絡するかを社長が決められます。

測るのも読むのも AI と道具に任せて、直すかどうか・誰に頼むかは社長が決める。「判断は人、作業は AI」の分け方です。AI の答えは、画面に書いていないことを言い切る場合もあります。頼む文に「画面に無いことは推測と書いて」と入れておくと、どこまでが画面の事実かを分けて読めます。

KIZUNA が AI と組んでいる、測り方の流れ

KIZUNA では、表示の速さの確かめを、AI に測らせて比べさせる流れで回しています。人が見るのは、最後の「直すかどうか」だけです。

  1. 1点数が下がったら、同じページを続けて何度か測る
  2. 2AI が回ごとの点数と「診断」の項目を並べ、毎回出るものだけを残す
  3. 3毎回出る原因があるときだけ、人が直すかどうかを決める
  4. 4直したら、同じ条件で測り直して、戻ったかを確かめる

作っていて怖かったのは、測れなかった回の扱いです。あるサイトの集計では、時間切れで結果が返ってこなかった回が、黙って集計から落ちていました。数が出ていない所を「何も起きていない」と読むと、見落としになります。測れなかった回は、測れなかったと残す。仕組みにするときは、そこまで決めておきます。

今日10分でできること

  1. 自分のホームページを測る。pagespeed.web.dev を開き、トップページのアドレスを入れて「分析」を押します。スマホで見る人が多い店なら、「モバイル」のタブの点数を見ます。
  2. 時間を空けずに、続けて測り直す。同じアドレスで何度か続けて測り、点数を紙に書き並べます。最初だけ低いのか、毎回低いのかで、直す必要があるかが分かれます。
  3. 画面の写しを AI に貼って、こう頼む。Gemini や Claude に、点数と「診断」が写った画面を添えて送ります。例文「これは私の店のホームページを PageSpeed Insights で測った画面です。私はホームページに詳しくありません。①今の点数は良好・改善が必要・低いのどれか、②一番の原因と思われるものを1つ、③それは自分で直せるものか、作った会社に頼むものか、を短く教えてください。画面に無いことは推測と書いてください。」

自分でできる所と、作りが要る所

測ること、続けて測って比べること、画面を AI に読ませることは、PageSpeed Insights と AI の画面だけでできます。お金もかかりません。

ここまで作ると、点数が気になるたびに自分で測って並べる手間がなくなり、社長は届いた知らせを見て「直すかどうか」を決めるだけになります。

KIZUNA合同会社は、ホームページの表示の速さを AI が測って比べ、直す必要があるときだけ知らせる仕組みを作っています。ご提案例のページに、予約・ホームページ・ブログをまとめた例と、費用の目安があります。ご相談では、今のホームページの作りと気になっている点数を伺って、できること・かかる金額を書面でお返しします。ここまでは無料です。お電話(050-3718-7765)でも受けています。

質問と答え

PageSpeed Insights で表示の速さを測るのはなぜですか?

表示が遅いと、開いた人が待たずに離れていくからです。Google も、表示の速さなどを測る Core Web Vitals を、検索の順位を決める仕組みで使っています。手元の感覚ではなく、いつも同じ条件で測る物差しで、遅すぎないかを確かめられます。

PageSpeed Insights は何点なら良いですか?

90以上が良好とされ、緑で出ます。50〜89は改善が必要、49以下は低いという分け方です。

PageSpeed Insights の点数が毎回違うのはなぜですか?

Chrome の資料では、点数がぶれる主な原因は測る道具ではなく、その時の状況の変化だとしています。広告の出し分けや通信の通り道、ブラウザの拡張機能、ウイルス対策ソフトなどが挙げられています。続けて測って、毎回低いかを見てから判断します。

「実際のユーザー」の欄と下の点数は何が違いますか?

上の欄は、そのページを開いた人の体験を集めた数です。下の点数は、決まった通信の条件で、1台の端末からページを開くまねをして測った数です。

PageSpeed Insights の結果を AI に読ませるには?

結果の画面の写しを撮り、Gemini なら「ファイルをアップロード」、Claude なら入力欄の左下の「+」から添えて送ります。点数の意味だけでなく、一番の原因と、自分で直せるか作った会社に頼むものかまで聞くと、次に何をするかが決めやすくなります。

参照した資料