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ホームページ更新はAIで、古いままの一文を先に探させる

2026年11月1日 KIZUNA合同会社
この記事の要点
  1. ホームページに古い営業時間や「受付中」が残ると、見て来たお客さまが帰ったり断られたりし、Googleでも正確でない情報は店が出にくくなる場合があります。店には記録が残りません。
  2. 古くなるのは「毎週」「受付中」「◯月まで」のような時を含む言葉です。本文を AI に貼り、正しいかの判断はさせずに、その言葉だけを表にさせます。直すかどうかは社長が決めます。
  3. 年末年始の休みは、Googleビジネスプロフィールの「特別営業時間」に入れ、ホームページのお知らせには外す日も書いておきます。

ここでいう「時を含む言葉」とは、書いた日を前提にしていて、日がたつと正しくなくなる言葉のことです。「新規受付中」「毎週更新」「今月末まで」「今年の新メニュー」、営業時間や定休日、スタッフの名前がこれに当たります。Googleビジネスプロフィールは、Google の検索や地図に出る店の情報で、店の側が管理画面から書き換えられます。

なぜ、古いままの一文を放っておくと困るのか

結論から書くと、ホームページに残った古い一文は、店の知らないところでお客さまと問い合わせを減らします。営業時間を見て来た方が、閉まった扉の前で帰る。「新規受付中」を見て電話した方が、断られる。どちらも店の帳面には何も残らず、来なかった人は数えられません。

Google の考え方も同じ向きです。Googleビジネスプロフィール(Google の検索や地図に出る店の情報)のヘルプには、情報が充実していて正確なほどローカル検索の結果に出やすくなり、正確でない場合は、近くで関係のある言葉が検索されても店が出ない場合がある、と書かれています。ホームページとプロフィールで営業時間が食い違っていれば、少なくともどちらかは正確でないことになります。

やっかいなのは、書いた本人ほど気づけないことです。毎日開くページは、読まずに眺めてしまうからです。

古くなるのは「時」を含む言葉

ホームページで古くなる文には共通点があります。書いた日を前提にした言葉が入っていることです。

種類ホームページでの例古いまま残ると
受付の状態新規受付中/満席/予約が取りやすい来られる方を断る、または取りこぼす
回数・頻度毎週更新/毎月お知らせ止まっている店に見える
期限◯月末まで/今年の/期間限定終わった値段を見て来られる
時間と人営業時間・定休日・スタッフ紹介休みの日に来る、辞めた人を指名される

AI に頼むときは、この「時を含む言葉」を探させるのが近道です。その一文が今も正しいかどうかは、AI には分かりません。今日の店の事情を知っているのは社長だけです。判断は人、作業はAI。この分け方が、そのまま当てはまります。

AI には、ページの文を渡して「時を含む言葉」を挙げさせる

① 本文を貼りつける(ChatGPT・Gemini・Claude のどれでも)

いちばん確かなのは、文そのものを渡す方法です。自分のホームページを開き、本文を全部選んでコピーし、AI の入力欄に貼ります。続けて、次のように頼みます。

「次の文は、私の店のホームページの本文です。今日の日付は◯年◯月◯日です。書いた日によって正しさが変わる言葉(営業時間、定休日、受付中・満席、毎週・毎月、◯月まで、今年、期間限定、料金、スタッフの名前)をすべて抜き出し、ページのどのあたりにあるかと、その一文をそのまま写して表にしてください。正しいかどうかの判断はしないでください。」

最後の一文には理由があります。AI が店の事情を推しはかって「これは問題なさそうです」と候補から外すのを防ぐためです。表が返ってきたら、一行ずつ「そのまま」「直す」「消す」を社長が決めます。料金のページ、スタッフのページ、と分けて渡すと、表が長くなりすぎません。

② ページのアドレスを渡す(Claude)

Claude は、ウェブ検索をオンにしていると、渡したアドレスのページから中身を読み取れます。チャット欄の左下の「+」を押し、「Web search」を選んで印が付いたら、ページのアドレスと①の頼み方を一緒に送ります。ページが多い店ほど、貼りつける手間が省けます。見覚えのある一文が表に入っていないときは、①の方法で貼り直して確かめてください。

③ 画面の写真を渡す(Gemini)

スマホで見たときの画面ごと確かめたいなら、スクリーンショットを撮って Gemini に添付します。同じプロンプトに、ファイルは最大10個まで付けられます。写真に写った文字から、①と同じ表を作らせます。

作っている側でも、古い一文は残る

KIZUNA が運営を手伝っているあるサイトで、昨日、ページに出ていた「週次更新」の表示を消しました。中身は数か月前から変えていません。作ったときには正しかった言葉が、そのまま残っていたのです。毎日そのサイトを触っている私たちも、それまで気づいていませんでした。

同じ日、別の仕事でも似たことが起きました。AI の声で読み上げる動画を作ったとき、「水槽の水を空にする」の「空」が「そら」と読まれていたのを、通しで見るまで見落としていたのです。読み違えやすい言葉を機械で拾う道具をその場で作って走らせると、ほかにも読み違いが見つかりました。

  1. 1人の目で、おかしな所を見つける
  2. 2それがどんな種類の間違いかを言葉にする(「時を含む言葉が古い」「読み方がいくつもある」)
  3. 3同じ種類を、機械と AI でページ全体から拾い出す
  4. 4拾った候補を、人がひとつずつ決める

KIZUNA が仕組みを作るときは、この順で組んでいます。見つけた所だけ直して終えると、同じ種類の残りがそのまま残るからです。昨日は、検索エンジンに渡すページの一覧(サイトマップ)も、公開のたびに作り直す形に直しました。手で書き足す所を残すと、そこがいつか古くなります。

年末年始の前に、ホームページと Google の営業時間をそろえる

年末年始の休みを書き足すなら、今のうちです。Googleビジネスプロフィールでは、祝祭日など特定の期間だけ時間を変えるときに「特別営業時間」を使います。ふだんの営業時間はそのままなので、休み明けに書き戻す作業が要りません。

ホームページの側は、休みのお知らせに「いつまで載せておくか」も書いておくと、外す日が決まります。外す日を決めずに載せたお知らせこそ、来年の今ごろまで残る一文になりがちです。

今日10分でできること

  1. トップページの本文を AI に貼って、時を含む言葉を表にさせる。ホームページを開いて本文を全部選んでコピーし、ChatGPT・Gemini・Claude のどれかに貼ってから、こう頼みます。「次の文は、私の店のホームページの本文です。今日の日付は◯年◯月◯日です。書いた日によって正しさが変わる言葉(営業時間、定休日、受付中・満席、毎週・毎月、◯月まで、今年、期間限定、料金、スタッフの名前)をすべて抜き出し、その一文をそのまま写して表にしてください。正しいかどうかの判断はしないでください。」
  2. Google の営業時間と、ホームページの営業時間を並べて見る。店のアカウントで Google にログインした状態で自分の店の名前を検索すると、管理用のプロフィールが出ます。そこで営業時間の編集を開き、ホームページの営業時間・定休日と一字ずつ見比べて、違う方を直します。
  3. 年末年始の休みを「特別営業時間」に入れる。同じ営業時間の編集の所で特別営業時間を開き、休む日と時間を変える日を入れます。ふだんの営業時間は書き換えません。
  4. ページが多いなら、Claude にアドレスを渡す。Claude のチャット欄の左下の「+」から「Web search」を選び、印が付いたら、ページのアドレスと上の頼み方を一緒に送ります。見覚えのある一文が表に無いときは、本文を貼る方法で確かめ直します。

自分でできる所と、作りが要る所

AI に本文を貼って候補を挙げさせることと、Googleビジネスプロフィールの営業時間・特別営業時間を直すことは、管理画面とチャットだけでできます。

ここまで作ると、社長がするのは届いた候補に「そのまま」「直す」を返すことだけになり、いくつもの画面を開いて書き換える手間と、外し忘れたお知らせが残る心配がなくなります。

KIZUNA合同会社は、ホームページ・Googleビジネスプロフィール・LINE に載せる店の情報をひとつの元から書き出し、古くなった一文を AI が拾って知らせる仕組みを作っています。ご提案例のページに、予約・ホームページ・ブログをまとめた例と、費用の目安があります。ご相談では、今のホームページと、営業時間や受付の状態を載せている場所を伺って、できること・かかる金額を書面でお返しします。ここまでは無料です。お電話(050-3718-7765)でも受けています。

質問と答え

ホームページの更新はAIでできますか?

古くなった言葉を探すことと、直した文の下書きは AI に任せられます。その一文が今も正しいかは店の事情で決まるので、決めるのは社長です。本文を貼り、「正しいかどうかの判断はしないで」と付けて、時を含む言葉だけを表にさせるのが確かです。

ChatGPTにホームページを読み込ませるには?

どの AI でも確かなのは、ページの本文をコピーして入力欄に貼る方法です。Claude なら「Web search」をオンにすると、渡したアドレスのページから中身を読み取れます。スマホの見え方ごと確かめるなら、スクリーンショットを Gemini に添付します。

ホームページの営業時間が古いままだと、検索に影響しますか?

Googleビジネスプロフィールのヘルプには、情報が充実していて正確なほどローカル検索の結果に出やすく、正確でないと関係のある言葉で検索されても店が出ない場合があるとあります。ホームページとプロフィールの営業時間はそろえておきます。

年末年始の休みは、Googleのどこに入れればいいですか?

Googleビジネスプロフィールの「特別営業時間」です。祝祭日など特定の期間だけ時間を変えるときに使うもので、ふだんの営業時間を書き換えずに済みます。

参照した資料