KIZUNA合同会社
AIの使い方

ChatGPTの文字数指定、数えるのは道具に任せてAIには削らせる

2026年11月6日 KIZUNA合同会社
この記事の要点
  1. AIに文字数を指定しても収まらないことがあり、上限のある所(LINE公式アカウントのテキストは500文字まで)へ貼るたびに手で削り直すと、AIで浮いた時間が手直しに戻ります。
  2. AIは文を「トークン」というかたまりで書くので、文字数の指定は目安として渡し、数えるのは Google ドキュメントの文字カウントのような道具に任せます。
  3. 長すぎたら、AIには書き直させずに「削ってよい所」の候補を出させ、どれを削るかは社長が決めます。数え方は貼る先に合わせてそろえます。

トークンとは、AIが文を読み書きするときの小さなかたまりのことです。文字そのものではなく、文字や言葉の切れはしの単位で書いているため、AIは自分が書いた文の文字数を正確には分かっていません。

なぜ、AIが文字数を守らないと店の手間になるのか

AIに書かせたお知らせは、最後にどこかの入れ物へ貼ります。入れ物にはそれぞれ長さの上限があります。LINE公式アカウントで送るテキストのメッセージは、500文字まで。半角も全角も記号も、区別せずに同じように数えます。

AIに「◯字で」と頼んでも、その数ぴったりに収まるとは限りません。長すぎれば、管理画面に貼ったところで入りきらず、社長がその場で削ることになります。休みの日付や金額を、急いで削った拍子に一緒に落としてしまうこともあるでしょう。短すぎれば、伝えたいことが抜けたまま送られます。

放っておくと、AIで浮くはずだった時間が、貼る前の手直しに戻っていきます。毎週のお知らせなら、その手直しも毎週です。

LINE公式アカウントの上限は、LINEヤフー for Business のマニュアル「各形式別メッセージ」で、2026年11月6日に確かめたものです。

AIは、文字を数えながら書いていない

ChatGPT や Gemini のようなAIは、文を「トークン」という小さなかたまりに分けて読み書きしています。トークンは、文字や言葉の切れはしのようなものです。かたまりで書いているので、書いた文が何字になったかは、書いている本人にも正確には分かりません。

AIに「いま何字ですか」と数えさせても、答えが合っているとは限りません。Google の Gemini のヘルプにも、Gemini アプリは間違えることがある、回答を確かめるように、と書かれています。

だから、役目を分けます。数えるのは文字カウントの道具、削るのはAI、どこを残すか決めるのは社長。文字数の指定は「このくらいの長さで」という目安としてAIに渡し、ぴったりに合わせる所は道具と人で詰めます。

頼み方は、書かせる・数える・削らせるの順

  1. 1AIに、長さの目安と、消してはいけない情報を添えて書かせる
  2. 2できた文を Google ドキュメントに貼り、文字カウントで数える数えるのは道具
  3. 3多ければ、AIに「削ってよい所」の候補を出させる
  4. 4候補から、社長がどれを削るか選ぶ決めるのは人
  5. 5もう一度数えて、上限の内に入ったら管理画面に貼る

1回目の頼み方(書かせる)

長さは「◯字くらい」と目安で書き、そのかわり、消えては困る情報をはっきり渡します。

目安「◯字くらい」と長さの見当を渡す
材料日付・時間・金額・電話番号を貼って渡す
禁止渡した材料にない日付や金額は書かせない

例文はこうです。

2回目の頼み方(削らせる)

数えて長すぎたら、AIに書き直しを丸ごと頼むより、削る所の候補を出させる方が速く決まります。書き直させると、残したかった言い回しまで変わってしまうからです。

候補の「何字ほど減るか」も、AIの見当です。選んだあとは、もう一度 Google ドキュメントで数えてから貼ります。

数え方は、貼る先に合わせる

同じ文でも、スペースや記号を数に入れるかどうかで数が変わります。Google ドキュメントの文字カウントには、「文字数」と「文字数(スペースを除く)」の2つが出ます。

Google ドキュメントの文字カウント数える道具

  • 上の「ツール」から「文字カウント」を開くと、ワード数・文字数・ページ数が出る
  • 「文字数」と「文字数(スペースを除く)」が並ぶ
  • ヘッダー・フッター・脚注は数に入らない

LINE公式アカウントのテキスト貼る先

  • テキストのメッセージは500文字まで
  • 半角・全角・記号を区別せず、同じように数える

LINEに貼る文は、スペースも入った「文字数」の方で見ておくと、少なく見積もらずに済みます。数え方をそろえないまま「長い」「短い」を言い合っても、AIを何度直させても合いません。

KIZUNAの仕組みでは、数えるのも機械に任せている

KIZUNA が運営を手伝っているある比較サイトでは、数千ページの紹介文をAIに書かせ、毎晩少しずつ新しいページを足す仕組みを動かしています。長さは、AIに守らせるのではなく、書いたあとに機械が数えて検査する作りです。

実際に、毎晩の仕組みを初めて動かした夜、検査を通ったのは半分に届きませんでした。読み返すと、AIの文が長すぎたわけでも短すぎたわけでもなく、検査の側の文字の数え方が取り違えていました。数え方を直すと、止めておいたページはAIに書き直させずに通り、費用をかけずに埋め直せました。

ここで分かったのは、「長さが合わない」と出たとき、まず疑うのは数え方だということです。AIの文を直す前に、検査の側がどう数えているかを確かめる。社長が手で使うときも同じで、貼る先の数え方と、数える道具の数え方がそろっていれば、AIへの頼み直しは減ります。

KIZUNA の仕組みでは、次の順に組んでいます。AIが書く。機械が貼る先の数え方で数える。超えた文だけをAIに戻して削らせる。日付や金額が消えていないかを機械が照らし、最後に人が中身を見る。作業はAI、判断は人という分け方です。

今日10分でできること

  1. Google ドキュメントで文字カウントを開く。パソコンで Google ドキュメントを開き、いつも送るお知らせを貼ります。上の「ツール」から「文字カウント」を押すと、「文字数」と「文字数(スペースを除く)」が出ます。LINEに貼る文は「文字数」の方で見ます。
  2. Gemini に、長さは目安で、材料は貼って頼む。gemini.google.com を開き、下の入力欄にこう入れます。「LINE公式アカウントで送る、年末年始の休みのお知らせを書いてください。長さは◯字くらいを目安にしてください。日付と受付の時間は下に貼ったものだけを使い、ほかの日付は書かないでください。(ここに休みの日と時間を貼る)」
  3. 長すぎたら、削る所の候補を出させる。数えた結果を添えて、こう頼みます。「この文は、数えると◯字ありました。あと◯字ほど減らしたいです。削っても意味が変わらない所を、候補としていくつか挙げてください。日付・時間・金額・電話番号の入った文は候補に入れないでください。」選んで削ったら、もう一度数えてから貼ります。

自分でできる所と、作りが要る所

AIに書かせる、Google ドキュメントで数える、削る所を選ぶ。ここまでは、いま使っている道具だけでできます。

ここまで作ると、社長の手元に残るのは、届いた下書きの中身を読んで送ると決めることだけになります。数えて削って貼り直す作業が無くなります。

KIZUNA合同会社は、お知らせの下書きから長さの検査、日付や金額の照らし合わせまでを、AIと機械で回す仕組みを作っています。ご提案例のページに、予約・ホームページ・ブログをまとめた例と、費用の目安があります。ご相談では、今のお知らせの作り方と送り先を伺って、できること・かかる金額を書面でお返しします。ここまでは無料です。お電話(050-3718-7765)でも受けています。

質問と答え

ChatGPTで文字数を指定しても守らないのはなぜ?

AIは文を「トークン」という小さなかたまりで読み書きしていて、文字を数えながら書いていないからです。文字数の指定は目安として渡し、ぴったりに合わせる所は文字カウントの道具で数えて決めます。

ChatGPTやGeminiに文字数を数えさせてもいいですか?

答えが合っているとは限りません。Gemini のヘルプにも、Gemini アプリは間違えることがあると書かれています。数えるのは Google ドキュメントの「ツール」から開く「文字カウント」に任せる方が確かです。

LINE公式アカウントのメッセージは何文字まで?

テキストのメッセージは500文字までです。半角・全角、記号など区別せず、同じように数えます。

AIで文字数をぴったりにする頼み方は?

書かせる、道具で数える、AIに削る所の候補を出させる、の順に分けます。長すぎたときは書き直しを丸ごと頼まず、削っても意味が変わらない所を挙げさせ、日付や金額の入った文は候補から外すよう添えます。どれを削るかは自分で選びます。

参照した資料