- AIでブログを作るとき、人が公開前に確かめるのは「」で引いたお客さまの言葉が誰の言葉かと、数字の二つに絞れます。
- AIへの頼みは、メモだけで書かせる下書きと、引用と数字を表にしてメモと突き合わせる確かめに分け、確かめは新しい会話で頼みます。
- 続けるのが難しいのは確かめる方です。KIZUNAは照らし合わせをAIにさせ、合わない所の直し方だけを人が選ぶ一覧の画面にしています。
ここで言う「照らし合わせ」は、ブログの下書きにある引用や数字を、元の聞き取りのメモやアンケート、公式の資料と一つずつ並べて、同じものがあるかを見ることです。AIが書いた文の読みやすさではなく、中身が元の記録と合っているかを見ます。
AIでブログを作るとき、人が見るのは「誰の言葉か」と「数字」
ブログの下書きは、AI に任せられる作業です。お客さまへの聞き取りのメモや、アンケートの答えを渡せば、読みやすい形に並べてくれます。公開の前に人が確かめる所は、二つに絞れます。「」で引いたお客さまの言葉が、本当にその人の言葉か。書いてある数字が、メモや資料と合っているか。
この二つは、文が自然なほど見落とします。言い回しはメモのとおりなのに、話した人だけが入れ替わっていることがあるからです。
AIは、なぜ話した人を入れ替えるのか
AI は、覚えた事実を取り出して文にしているのとは違います。Google の検索セントラルは、生成 AI の仕組みを「事実を取得するのではなく、トレーニング データに基づいて可能性の高い単語のシーケンスを予測します」と説明しています。それらしい文を組み立てるのは得意です。けれども「この言葉はご主人が言った」という結びつきが崩れても、文の自然さは変わりません。
道具を出している側も、確かめる前提で使うよう書いています。Gemini アプリのヘルプには「回答を再確認」するようにとあり、Claude のヘルプは、もっともらしく見えても事実にもとづかない引用を出すことがあると認めています。Google は、AI で作った文章を公開する前に、手で事実を確かめることが重要だとしています。
引用は、2026年10月26日に Google 検索セントラル、Gemini アプリ ヘルプ、Claude のヘルプで確かめた文です。
KIZUNA の仕組みでは、照らし合わせもAIにさせ、直し方は人が決める
KIZUNA が書いている、あるスポーツ教室のコラムで、取材の記録と引用を一つずつ照らし合わせました。ご家族の言葉が、指導者の言葉として載っている引用が見つかっています。数字の入った言葉で、取材のメールを全部たどっても言った人がどこにもいないものもありました。どれも、読んで不自然な所の無い文でした。
そこで、書く作業と確かめる作業を分けました。
- 1取材の記録を、話した人の名前つきで残す
- 2AI が、その記録だけを使って下書きを書く
- 3別の手順で、AI が下書きの引用と数字を全部抜き出し、記録と突き合わせる作業はAI
- 4合わなかったものを一覧にし、直す・消す・残すを人が選ぶ判断は人
数字や仕様には、もう一段の確かめを入れています。このコラムも、公式のページから写した文がそのページに今もあるかを機械が開き直して確かめ、一つでも見つからなければその日は公開しない作りです。
手順4を一覧の画面にしたのにも、わけがあります。合わない所が分かっていても、どれをどう直すかを一つずつ聞かれる形では、手が止まりました。行ごとに「直す」「消す」「残す」を押せる一覧にしてから、決めるまでが早くなっています。
今日から使える、AIへの頼み方
ChatGPT・Gemini・Claude など、ふだん使っている AI に貼って使える頼み方です。要は、「書く」頼みと「確かめる」頼みを分けること。
① 下書きを頼むとき
「下のメモだけを使って、店のブログの下書きを書いてください。お客さまの言葉を『』で引くときは、メモにある文をそのまま使い、誰の言葉かもメモのとおりに書いてください。メモに無い言葉や数字は足さず、要るところには【要確認】と書いてください。」
② 下書きを確かめるとき(新しい会話で)
「下の下書きにある『』の言葉と数字を、すべて表にしてください。列は、下書きの文/下書きで言った人/メモで言った人/メモにそのままあるか、です。メモに見つからないものは『見つからない』と書いてください。」
②は、下書きを書いた会話とは別に始めます。同じ会話の中だと、自分で書いた文に答えが寄りやすくなるためです。メモは貼り付けても、Gemini アプリなら「ファイルを追加」のアイコンから付けても構いません。
AIに任せる作業
- メモを読みやすい文に並べる
- 引用と数字を全部抜き出して表にする
- メモに見つからないものに印をつける
人が決める判断
- 印のついた言葉を、直すか消すか
- お客さまの言葉を載せてよいか、本人に確かめるか
- 数字を、どの資料で確かめるか
続かなくなるのは、書く方より確かめる方
一度きりなら、上の頼み方で足ります。難しいのは、記事を出すたびに同じ照らし合わせを続けることです。ブログを毎月何本も出す店で、そのつどメモを探し、表を見て、元の記録を開き直す。社長の手が空いた日にしか回りません。
確かめる作業が抜けた記事は、出したあとで直すことになります。お客さまの言葉を取り違えたまま載せると、直すときに本人へ説明する手間も増えます。ブログを続ける店に効くのは、下書きの速さより、確かめる手順が毎回同じように回ることの方です。
今日10分でできること
- 直近のブログ記事と元のメモを、AIに貼って確かめを頼む。ChatGPT・Gemini・Claude などの新しい会話に記事とメモを貼り、「この記事にある『』の言葉と数字を、すべて表にしてください。列は、記事の文/記事で言った人/メモで言った人/メモにそのままあるか、です。メモに見つからないものは『見つからない』と書いてください。」と送ります。
- ホームページの「お客さまの声」を一つ開き、元の記録と並べる。アンケートの紙やLINEのトーク、口コミの画面など、その言葉をもらった元を探し、言葉と話した人が合っているかを見ます。元が見つからない声には印をつけておきます。
- 下書き用の頼み方を、スマホのメモに保存する。「下のメモだけを使って、店のブログの下書きを書いてください。お客さまの言葉はメモにある文をそのまま使い、誰の言葉かもメモのとおりに。メモに無い言葉や数字は足さず、【要確認】と書いてください。」を保存し、次に書くときはこれから始めます。
自分でできる所と、作りが要る所
下書きと確かめを別の会話で頼むところまでは、ふだん使っているAIの画面だけでできます。記事が少ないうちは、これで足ります。
- 聞き取りや打ち合わせの録音を文字に起こし、話した人ごとに分けて残す
- 下書きの引用と数字を、AIが元の記録と自動で突き合わせ、合わない所で公開を止める
- 料金や仕様の数字は、公式のページを開き直して同じ文があるかを確かめてから載せる
- 合わなかったものを一覧にし、行ごとに直す・消す・残すを押して決められる画面
ここまで作ると、社長がするのは一覧で印のついた所を選ぶことだけになり、記事ごとにメモを探して開き直す手間が無くなります。
KIZUNA合同会社は、ブログやコラムの下書きから、引用と数字の照らし合わせ、公開までを、AIが作業して人が判断する形で作っています。ご提案例のページに、予約・ホームページ・ブログをまとめた例と、費用の目安があります。ご相談では、今のブログの書き方と、お客さまの声の集め方を伺って、できること・かかる金額を書面でお返しします。お電話(050-3718-7765)でも受けています。
質問と答え
AIで作ったブログは、Googleの検索で不利になりますか?
Google は、生成AIで作る文章について、正確性、品質、関連性を優先するよう求めています。ユーザーにとっての価値を付加することなく大量のページを作ることは、スパムの扱いになりえます。店の実際の話を、確かめたうえで載せることが大事です。
ChatGPTなどのAIの間違いをなくすには?
道具を出している側も、AIは間違えることがあると書いています。間違いをゼロにするより、渡したメモだけで書かせ、別の会話で引用と数字を表にさせて、元と突き合わせる形にすると見つけやすくなります。
AIでブログを作るときのプロンプトは、どう書けばいいですか?
「下のメモだけを使って」と材料を限り、メモに無い言葉や数字は【要確認】と書かせるのが要です。お客さまの言葉は、メモの文をそのまま使い、誰の言葉かもメモのとおりにするよう頼みます。
お客さまの声をAIで読みやすく書き直してもよいですか?
言葉を変えると、その方の言葉ではなくなります。「」で引く所は元のまま残し、前後の説明の文だけをAIに整えさせると、話した人と言葉がずれません。
参照した資料
- Google 検索セントラル「生成 AI コンテンツに関する Google 検索のガイダンス」(2026年10月26日に確認)
https://developers.google.com/search/docs/fundamentals/using-gen-ai-content?hl=ja - Google 検索セントラル「生成 AI コンテンツに関する Google 検索のガイダンス」(2026年10月26日に確認)
https://developers.google.com/search/docs/fundamentals/using-gen-ai-content?hl=ja - Google 検索セントラル「生成 AI コンテンツに関する Google 検索のガイダンス」(2026年10月26日に確認)
https://developers.google.com/search/docs/fundamentals/using-gen-ai-content?hl=ja - Google 検索セントラル「生成 AI コンテンツに関する Google 検索のガイダンス」(2026年10月26日に確認)
https://developers.google.com/search/docs/fundamentals/using-gen-ai-content?hl=ja - Gemini アプリ ヘルプ「Gemini アプリを使用する」(2026年10月26日に確認)
https://support.google.com/gemini/answer/13275745?hl=ja - Gemini アプリ ヘルプ「Gemini アプリを使用する」(2026年10月26日に確認)
https://support.google.com/gemini/answer/13275745?hl=ja - Claude Help Center「Claude is providing incorrect or misleading responses. What's going on?」(2026年10月26日に確認)
https://support.claude.com/en/articles/8525154-claude-is-providing-incorrect-or-misleading-responses-what-s-going-on